2. システム設計

システムの具体的な構築を行う。以下の2つのフェーズに分かれる。

  1. 基本設計 (外部設計)

    • システムの全体像を設計する

    • 顧客から見える部分を設計 (概要、機能一覧、ジョブフロー(バッチ順序))

  2. 詳細設計 (内部設計)

    • プログラムに近い形で書き直す。

    • 画面設計書、バッチ設計書など、個別機能の中身を設計。

大まかなシステム構成

  1. インフラ: OS

  2. ミドルウェア:サーバー(サービスを提供するマシン。基本的には単機能・多人数利用), DB

  3. アプリケーション:画面、バッチ処理・帳票

設計の種類

標準化の設計を先に行い、各機能の整合性を保ちながら設計。

  1. 標準化

    • 横串で定義し、整合性・保守性を高める

    • 実行環境

    • テンプレート作成

    • 規約作成

    • サービスタイム

    • その他:ログなど。

  2. データベース

    • ビュー・制約・インデックス

    • スキーマ: オブジェクトが格納される「箱」

      • Table :

      • View :

      • Procedure : DBで実行するバッチ

      • Index : 高速な検索を実現

      • Trigger : Procedureなどの処理を起動するきっかけ

      • Sequence : 連番

      • Synonym

  3. 画面

    • 画面一覧、遷移図、レイアウト、イベント…

    • ユーザーに確認しながら設計

  4. バッチ

    • バッチ一覧、ジョブフロー…

  5. 帳票

    • 顧客の顧客に提出する場合もあり、細かく設計すべし。